先日、近くの飲食店のご主人が、
救急車で運ばれていった。
ご本人は意識もあり、しっかり口も聞けるのだが、
どうも体の様子が変な感じらしい。
以前に脳卒中を経験したことのあるそのご主人。
これは危ないなと思ったのだね。
そういう場合は、すぐに病院に行ったほうがいい。
大したことがなければいいけれど。
やはり近所の、パン屋さんのご主人も働き者だった。
朝早くからパンを焼き、夜暗くなっても店を開けていた。
手頃な値段で、人気のあるパン屋さんだった。
ところが、突然の閉店。
なんと、ご主人が、仕事中に突然の心臓の発作で亡くなったのだそうだ。
あるイタリア料理店のマスターも、
買い物へ歩いて行く途中で意識を失って倒れてしまった。
肝臓の具合が悪化していて、一週間以上の入院。
その間、大事な予約が入っていたので、
一旦帰らせてくれと頼んだが、医者は許さなかったそうだ。
飲食店の仕事は、なかなかハードだ。
特に個人営業の場合は、
他に替わりがないから、どうしても本人が頑張るしかない。
また、自分の料理へのこだわりが深いほど、
それにのめり込んでいく。
だから、必然的に長時間の仕事となるし、
本人の食事なども、不規則にならざるを得ない。
客の方から見れば、
限られた営業時間だけ、頑張ればいいのだからと思われがちだが、
実は、そのために、ものすごい努力をしているわけだ。
働き方改革などと言われているけれど、
その外に置かれているのが、
個人の飲食店の店主なのだろうなあ。
なかなか気づかれないけれど、
みんなかなり頑張っているんだ。
料理を作る人が、元気でなければ、
当然、美味しいものはできないよね。
かくいう私も、気をつけなくてはね。
せめて、毎日6時間は眠りたい、、、、、
という夢を見続けながら、
久しぶりのブログの更新。
畑は秋の終わりの色、アスパラの実です。